乙4 過去問解説 ~法令編~

過去問解説
過去問解説 直前対策

危険物の過去問は毎回の試験問題は公開されてません。

過去に出題された問題例が以下にあります。

過去に出題された問題|危険物取扱者試験 |一般財団法人消防試験研究センター
国家資格である危険物取扱者試験と消防設備士試験の実施機関です。

問題数は少ないですが、解説がないのでここで答えの解説とちょっとしたポイントを

説明していきます。

問題文は上のサイトのpdfファイルを落として、この解説と見比べてください。

 

目次

・問1  ・問2  ・問3  ・問4  ・問5

・問6  ・問7  ・問8  ・問9  ・問10

・問11  ・問12  ・問13     ・問14  ・問15

 

 

問1
答え   :    4   
アルキルアルミニウム
解説
第四類はすべて有機化合物です。

なので、アルミニウムとか金属の名前が入っている物質は違います。

第四類はすべて有機化合物

問2

 

答え :  3

解説

予防規定は火災予防のため、危険物の保安に関して必要な事項を定めた物です。

なので、予防の言葉がある3が正解です。

また、製造所等が自主的に作る保安基準なので、法律で決めて、

全ての製造所等が守らないといけないルールは予防規定には欠かれません。

(危険物保安監督者の責務は、製造所が違っても、一緒です)。

問3

 

答え :  4

解説

全体の指定倍数は、

1、個々の危険物の指定倍数を出す。

(貯蔵量÷指定数量)

2、個々の指定倍数を全部足す

で出します。

なので正解は4

問5

 

答え :  4  膨張真珠岩

解説

乾燥した砂や、石、岩系(膨張ひる石、真珠岩)などは、

全部の危険物の消火に使えます。

とても安定してるので、

燃えてるものと反応して火を強めたりしません。

燃えてるものにかけたら酸素をシャットアウトできるので、非常に万能。

問6

 

答え :  2

解説

窓は網入りガラスです。

特定防火設備は、一般取扱所等、延焼の恐れのある外壁に付けられた

出入り口にしか適用しません。

特定防火設備は、防火戸、防火シャッター

1時間でも遮炎、耐火することができる設備です。

問7

答え :  1

解説

変更の届出をする場合は、取り扱う危険物の種類や数量を変更する場合だけ

事前に申請する必要があります。

また、タンクなど新しい設備を導入する場合は、使用開始前に完成検査や、

完成前検査を、受ける必要があります。

問8

答え :  1

解説

まず、危険物保安監督者などの未選任は使用停止命令にあたります。

許可の取り消しまで適用される事例は、製造所等の施設、ハード面における違反をした場合です。

また、Bの位置、構造、設備に関わる命令に違反という点に注意が必要で、

まず、位置、構造が基準に反するとき、命令がでます。この段階では許可の取り消しはありません。

措置命令を破った時に初めて許可の取り消しになるので、注意しましょう。

この、一回命令が出た後違反した場合に取り消しが出るのは、設備、位置、構造の違反のみで

貯蔵、取扱の命令違反は、使用停止命令だけに収まります。

予防規定と措置命令
まとめ 予防規定     製造所等が危険物の貯蔵取扱に対して取り決める自主保安の基準。          製造所等の所有者が定める。          制定、変更は、市町村長等の認可が必要 火災の予防上必要な場合、市町村長が変更...

許可の取り消しまで適用される事例は、製造所等の施設、

ハード面における違反をした場合

  1. 無許可変更 (製造所等の位置、構造、設備を変更 (×数量の変更))
  2. 完成前検査使用
  3. 措置命令違反 (製造所等の位置、構造、設備に関わる措置命令に違反)
  4. 保安検査未実施
  5. 定期点検未実施 (点検未実施+記録の未作成、未保存)

問9

答え :  5  点検を実施した日を市町村長に報告した日

解説

定期検査の記録は、行った検査の結果自体の記録であり、

報告した日は重要ではありません。

記録するのは選択肢の5以外の4つです。

定期点検の記録の記載内容

  1. 製造所等の名称
  2. 点検の方法、結果
  3. 点検年月日
  4. 点検を行った o r立ち会った責任者(危険物取扱者or危険物施設保安員)の氏名

問10

答え :  4 

解説

免状を取得すると、免状保有者の情報が取得した地域に記録されます。

なので、引越しすると、引越しした地区には取得者の情報はありません。

書き換えする時は免状を持っていくので、免状に書いてる保有者の情報を

そのまま登録すればいいです。

 

しかし、再発行は免状がないので、引越し先の地域で保有者の情報が登録できません。

なので、再発行は、免状を交付された場所、もしくは、最後に書き換えした場所

じゃないとできません。

問11

答え :  2

解説

危険物保安監督者はまず、移動タンク貯蔵所は倍数に関わらず選任しなくていいです。

 

また、製造所、屋外タンク貯蔵所、給油取扱所、移送取扱所、一般取扱所は

細かい条件なく選任しないといけないことを覚えましょう。

危険物保安監督者は

  1. 移動タンク貯蔵所は、指定数量の倍数に関わらず選任しなくていい
  2. 以下の5つは、指定数量の倍数に関わらず選任しないといけない
  • 製造所
  • 屋外タンク貯蔵所
  • 給油取扱所
  • 移送取扱所
  • 一般取扱所

問12

 

答え :  2 

解説

移動取扱所で危険物を移送する場合は、必ず免状保有者が乗車しないといけません。

問13

 

答え :  1

解説

保安講習は仕事で危険物の取扱作業を、行う人は必ず受けないといけません。

また、危険物保安監督者は免状を持ってないとなれないので、受けないといけません。

逆に、危険物保安統括管理者や、危険物施設保安員は免状をもってなくてもなれる

ので、保安講習を受ける必要はありません

危険物保安監督者は、保安講習を受けないといけない。(免状が必要

危険物保安管理者危険物施設保安員は、免状が要らない

 

問14

 

答え :  3  第4類  「火気厳禁」

解説

危険性を直接表現しないといけないので、「取扱注意」みたいなあいまいな表現

は、ありません。

各危険物の性質ごとに、火災が起こらないような注意喚起の標識を設置します。

引火しやすい第4類は「火気厳禁」の標識がつきます。

表の一番右側を覚えましょう。

 

問15

答え :  2  

解説

ガソリンを給油する際にエンジンをかけたままにしていると、

サイドブレーキを引き忘れて、車が誤発進してしまって、ホースが抜けて、

周囲にガソリンを撒き散らしたなどの事故が発生します。

なので、給油中のエンジン停止は法律で決められています。

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