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危険物の法規を勉強すると、上の分類がいきなり出てきます。
硬い文章で説明しているのでなにがなにやらという感じなので、今回は各分類がそれぞれどんなものか述べます。
まず、指定数量以上のものを取り扱う施設は、製造所等というものに該当し、
各施設によって、
大きく3区分 : 製造所、貯蔵所、取扱所
細かく10区分 : 以下参照
分かれます。
①製造所
これは、いわゆる工場など、製品自体や製品の製造に必要なものの中に危険物があるものです。
https://kikenman-study.com/%e8%a3%bd%e9%80%a0%e6%89%80%e3%81%ae%e6%a7%8b%e9%80%a0%e3%80%80%e8%a8%ad%e5%82%99%e3%81%ae%e5%9f%ba%e6%ba%96/
②貯蔵所
2-1 屋外貯蔵所
これは、屋外にドラム缶等に入った危険物を保管している場所です。
https://kikenman-study.com/%e5%b1%8b%e5%a4%96%e8%b2%af%e8%94%b5%e6%89%80%e3%81%ae%e6%a7%8b%e9%80%a0%e3%80%80%e8%a8%ad%e5%82%99%e3%81%ae%e5%9f%ba%e6%ba%96/
2-2 屋内貯蔵所
ドラム缶等を屋内の棚などにまとめて保管している場所です。
2-3 屋外タンク貯蔵所
大型のタンクを屋外に建設し、危険物を貯蔵しているものです。
https://kikenman-study.com/%e5%b1%8b%e5%a4%96%e3%82%bf%e3%83%b3%e3%82%af%e8%b2%af%e8%94%b5%e6%89%80%e3%80%80%e8%a8%ad%e5%82%99%e3%81%ae%e5%9f%ba%e6%ba%96/
2-4 屋内タンク貯蔵所
屋内に大型のタンクを有する施設です。
https://kikenman-study.com/%e5%b1%8b%e5%86%85%e3%82%bf%e3%83%b3%e3%82%af%e8%b2%af%e8%94%b5%e6%89%80%e3%80%80%e8%a8%ad%e5%82%99%e3%81%ae%e5%9f%ba%e6%ba%96/
2-5 地下タンク貯蔵所
地下に大型のタンクを貯蔵している施設です。
2-6 簡易タンク貯蔵所
600L程度の小さいタンクに危険物が入っているものです。
2-7 移動タンク貯蔵所
タンクローリー等、危険物を載せるタンクがある車両です。
③ 取扱所
3-1 給油取扱所
ガソリンスタンドです。
3-2 販売取扱所
ホームセンターや、車の部品販売店の一部が該当し、危険物に該当するものを販売するところです。
3-3 移送取扱所
大型の船に、燃料を給油する施設など、パイプの中に、燃料をとおし、長距離を輸送する施設です。
(よく想像する砂漠の中にあるような長距離パイプラインは該当しないようです。)
3-4 一般取扱所
その他、危険物を指定倍数以上貯蔵している施設です。
以上が区分になります。
この区分によって、設備に施す防火対策などが変わってきます。
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