まとめ
1, 暗記の基本は繰り返し。
覚えるとテストするを繰り返す。
2, 見る、聴く、体を動かす(書く)の三つの中で、
向き不向きがあるので、
組み合わせも試しながら、合う方法を見つけよう。
はじめに
以降説明していきます。
①、暗記は繰り返しが基本。最初は頻繁に、覚えてきたら時間をあける。
人間の脳は、
短期記憶
と
長期記憶
という二つの記憶の入れ物があります。
しかし、完全に忘れてしまう前に、同じことをもう一度短期記憶に入れると、今度は15分程度ではなく、30分程度持ちます。
以降、
完全に忘れる前に、もう一度短期記憶に覚えたい事柄を入れることを繰り返す
と、
最終的に長期記憶に入り、記憶を定着させることができるのです。
②脳に記憶させる方法(見る、聴く、書く)
人間は、目から得た情報を記憶するのが得意な人もいれば、耳で聞いたほうが記憶しやすい人もいます。
こういう場合は、読みながら覚えるほうがいいです。
(単純に目と耳から2倍情報が入ってくるので、暗記しやすいというメリットもあります。)
最終的には、
色々試しながら、一番覚えやすい方法で反復練習しましょう
③ストーリーや理屈による補足で記憶を定着
これも、②とおなじく、向き不向きはあると思いますが、
たいていの人は定着しやすいと思います。
たとえば、ガソリン、灯油軽油、重油は、それぞれ第○石油類かという問題に対し、
ガソリン:車も動かせるし、エネルギーありそうだし、一番危険なのでは? ←第1石油類
灯油、軽油 : ガソリンよりは危険度低そう ←第2石油類
重油 : 残りの第3石油類
という理屈をつけます。
(本当の理屈に即しているかは関係ないです。
自分がぱっと理解できるかが優先)
まず、ここを覚えると、
第一石油類の引火点は21℃未満だから、ガソリンの引火点は少なくとも21℃以下だな
という情報が頭に入り、ガソリンの引火点が-40℃以下という正解にたどり着きやすくなります。
(単純にガソリンの引火点を-40℃と覚えるのと比べて、
忘れたときに正解にたどり着く推論がしやすくなります。)
あと、語呂合わせは、意味のない数字や文字の羅列をストーリーにして覚える手法ですよね。
(危険物の試験を全部網羅するほど語呂合わせはないので、自分が頭に入ったやつだけ使いましょう。)
単純に覚えるよりも、理屈やストーリーをつけましょう。
今日は以上です。
その③はこちら
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