危険物の保安管理、監督者 ~危険物を取り扱う施設の役職~

人関係
人関係 第1章

まとめ
危険物保安統轄管理者 事業所全体の危険物の保安業務の統轄管理者

危険物保安監督者 各設備の保安管理業務を行う。
         危険物資格(甲種、該当する乙種)+6ヶ月の実務経験要

危険物施設保安員 ​各設備の点検など
         市町村長への届け出不要

役職

本文
危険物を取り扱う施設は、取り扱う量に応じて、次の役職者を選任しないといけません。

①危険物保安統轄管理者
 概要:     1番上の役職
        事業所全体の危険物の保安業務の統轄管理者をする。

 必要条件:   とくになし。
 選任対象施設  まとめ表参照
 選任、解任   遅延無く市町村長に、内容を連絡する。

②危険物保安監督者
 概要     危険物取扱作業の必要な指示を出す
       火災発生時の応急措置と消防機関、関係者への連絡
       危険物施設保安員のいない施設の、施設保安員作業
 必要条件  ・危険物取扱者 甲種or乙種
        (その設備が取り扱っている危険物の種類に該当する類の免状を持つ人)
        かつ
       ・実務経験6ヶ月以上

 選任対象施設 まとめ表参照
        移動タンク貯蔵所は選任不要
    選任、解任   遅延無く市町村長に、内容を連絡する。

③危険物施設保安員
 概要    設備の定期、臨時点検、保安管理を行う
       点検結果の記録、保存。
       火災や設備以上発見時の、危険物保安監督者への連絡および応急措置

 必要条件  特になし。
 選任対象施設 まとめ表参照
 選任、解任  届出は不要

 組織的には以下図になります。

監督者イメージ

コメント

  1. 木下晃 より:

    「法規 製造所等 区分別 規定②」の表はどこに記載がありますか?

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