乙4 過去問解説 〜危険物の性質〜

分類なし
分類なし

*2021年9月時の記事作成です。

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過去に出題された問題|危険物取扱者試験 |一般財団法人消防試験研究センター
国家資格である危険物取扱者試験と消防設備士試験の実施機関です。

問題文は上のサイトのpdfファイルを落として、この解説と見比べてください。

 

目次

・問26  ・問27  ・問28  ・問29  ・問30

 

・問31  ・問32  ・問33  ・問34  ・問35

問26
答え   :    1  
解説

第二類の引火性固体は、周囲に火があれば、自身が燃えますが、酸化力はなく、

周りのものの燃焼を助ける効果はありません。

 

第三類の自然発火性、禁水性物質は、空気中で燃え始めますが、自身に酸素は含まず、

あくまで空気と反応して燃えるだけです。

 

第五類の自己反応性物質は、酸化性や還元性はなく、自身が燃える物質です。

 

第六類の酸化性液体は、それ自身は燃えません。

問27
答え   :    3  
解説

第四類の危険物は、すべて蒸気比重が1より大きく、空気より重いので、

低い位置にまとめて滞留させると、危険物の蒸気が溜まり危険です。

第四類の危険物は、すべて蒸気比重が1以上 (空気より蒸気が重い)
問28
答え   :    1  
解説

静電気は摩擦が大きくなるとより発生します。

なので、取扱速度を上げると、静電気の発生を促し、放電して引火します。

静電気は摩擦が大きいと発生しやすい
問29
 
答え   :    4  
解説

引火点以上の液温になっても、

火種がないと引火はせず、自然発火することはありません。

発火点以下であれば自然発火はしません。

問30
 
答え   :    5  
解説

 

第四類の危険物に棒状の水を注水することは絶対に避けないといけません。

乙4の危険物は水より軽いため、火のついた油が棒状注水に流されて、火が拡散します。

問31
 
答え   :    4  

解説

燃焼範囲の定義の問題でした。

燃焼範囲の下限以上の濃度で、危険物の蒸気が発生した場合、酸素と反応し引火します。

逆に危険物の蒸気の濃度が上限値以上になると、必要な酸素が減るので、引火しなくなります。

問32
答え   :    5  

解説

ガソリンは人工的に着色されていますが、オレンジ色です。

灯油は無色〜淡黄色

軽油は淡黄色〜淡褐色

重油は褐色

この三つは人工ではなく、自然に色がついてます。

問33
答え   :    4  

解説

灯油の発火点は220℃です

引火点、発火点、沸点、燃焼範囲の数字を覚えてないと溶けない問題が出るので、覚えましょう。

問34

答え   :    4  

解説

特殊引火物のアセトアルデヒド(CH3CHO)が分解してできる物質は

メタンと(CH4)一酸化炭素(CO)です。

二酸化炭素(CO2)だと酸素の数が合いません

問35

答え   :    1

解説

乙4の危険物はグリセリン以外、匂いが大体あります。

第四類の引火性液体は、液体が蒸発し、可燃性の蒸気が発生することで引火します。

この蒸気に、大体匂いがあるため、乙4の危険物は匂いがあるのです。

 

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